痛みや、シビレは神経の圧迫ではなかった、原因は血流障害であり、マヒとは別物です。
感覚神経・知覚神経
身体や内臓の異常(血流障害・酸素欠乏)を終末神経の先端部にある、ポリモーダル侵害受容器で感知、脳に電気信号で伝える神経。
ヘルニア(体内のある臓器が本来あるべき位置から脱出してしまった状態)
腰椎椎間板ヘルニアで脚が痛い、脚がシビレる。
頸椎椎間板ヘルニアで腕が痛い、腕がシビレるって本当ですか?
痛い・シビレるは感覚神経です、感覚神経=求心性神経です、間違えても障害部位から下向することはありえません。
下向する神経は遠心性神経です、遠心性神経は運動神経・分泌神経です、多くの先生が勘違いをしています、この勘違いによって被害者が後を絶ちません。
実際に、腰に15cm程の手術痕や、腰椎部位に5か所ほどの手術痕のある方を、何人も治療していますが理論説明をお話しすると、腰痛治療の現場はどうなっているんだと憤慨しています。
統計によると健常者4、000人の検査を行なった結果、76%の方にヘルニアがあったと報告されています。
これは一体どういう事でしょうか?
足の痛み、シビレの原因をヘルニアと結びつけて考えることには無理があるのです。
万が一、手、足の痛み、シビレをヘルニアが原因だとするのならば、感覚神経、知覚神経は上行神経とする理論は崩れる事になってしまいますし、下向してしまった痛みやシビレ症状は何処でユータウンするのでしょう、又その感覚はヘルニアのある障害部位を通過して脳に届いています、よってヘルニア部位の脊髄神経は正常に機能しているという事になります。
又、脚の痛み、シビレの原因をヘルニアとするならば(腕の痛み、シビレも同じ)、ヘルニアが無くても痛み、シビレがある場合にはどう対処するのでしょうか?
電気で温める、牽引、湿布、痛みどめ薬、この処置で恢復しないことは皆様が周知の事実です。
では、どうすれば恢復するのでしょうか?
適度な運動?身体を温める?無理をしない生活?これでは治癒にはいたりません。
治癒させるには自己治癒力を高める事です、自分の病気は自分でしか治せません。
大動脈上の阿是穴[e坐骨点]を開放するだけで、全身の血流が回復するのです、血流回復によって酸素欠乏が解消され、発痛物質が放出されなくなり、痛みは消失します。
最良の治癒方法とは、痛みが発生してから対処するのでは無く、発痛物質を身体に作らせない事です。
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