膝痛

膝痛やひざの違和感は股関節に原因があるとか、変形性膝関節症は膝への衝撃を緩和するクッション材である関節軟骨がすり減り、いたんでしまい、日常生活で痛みが出る症状です??本当でしょうか。

スポーツなどによる膝の酷使や膝を内側、外側等に捻ってしまった 時、膝周りの筋肉に緊張が起こります。

又、ジョギング、自転車、山登り等で普段あまり使っていない筋肉をいつも以上に働かせたことで筋疲労を起こすと、おしりの筋肉が一時的に緊張「阿是穴ーe坐骨点」を圧迫し血流障害におちいります。

O脚やX脚の影響で、O脚の場合膝関節の内側の筋肉に緊張が起こり、X脚の場合は膝関節の外側に筋肉の緊張が起こります、これによって血流障害が発生します。

肥満、体重増加によっても重力の影響で体重を支え切れなくなり膝関節周りの筋肉に緊張が起こります。

歩くだけでも、自分の体重の3倍の重みが膝にかかります、肥満によって歩く事や運動が億劫になり、さらに筋力が衰えて来ると、もう二本脚で身体を支える事が困難になってきます、この為杖を使って3本で支えるようになってしまいます。  「ゴトク」現代人には馴染みのない言葉ですが、一昔前はどこの家庭でも使っていました、二脚では安定がなく、三脚にすると安定感がありケトルや鍋を使うことが出来ます、この原理で三本足になると何とか歩けるようになります。

さらに、なにもケアしない状態では、いずれ足首や腰椎にも影響が出てしまいます、その結果こんどはキャリカーがなければ歩行も困難になってしまいます、キャリカーに頼るようになれば、目線が下向きになり、その結果背中が丸く変形してしまいます。

歩かないことによる筋肉の衰え、(廃用性筋委縮症)、筋力低下によっても痛みが発生します、筋肉の委縮(緊張)によって動脈血管が圧迫され、血流障害ー酸素欠乏ー痛みの図式ができてしまいます。

過去の怪我の影響も深刻な症状を出して来ます、スキー板のトップがコブに刺さり膝を外側に捻ったことがあり、その場は雪で冷やして痛みは治まりましたが、30年ほど過ぎた時、捻った膝に激痛が走り曲がらなくなってしまいました。

この時も電針で発見した阿是穴「e坐骨点、e鵞足点、e膝内惻点、e膝外惻点」への押圧と電針施術で切り抜けました。

身体は関節の変形や神経の圧迫で痛みが起こるのではなく、筋肉の緊張、血流障害、酸素欠乏によって痛みが引き起こされるのです。

阿是穴「e坐骨点」は全身の正しい血流が恢復できうる「万能ツボ」です、もしも、自分自身が「ギックリ腰」にならなければ探り当てる事はなかった阿是穴です。

近年、街中で膝を病んでいる方を多く見かけます、団塊世代の高齢化に突入しているせいかもしれませんが、正しい対応をしなければ、今後ますます犠牲者が増え続けるでしょう。

皆様が、早く阿是穴「e坐骨点」に気づいてほしいと願っております。

 

 

 

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